養生ブログ

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入浴の本来の目的とは

入浴の本来の目的とは

入浴の本来の目的は、体温を上昇させて末梢循環をあげ免疫力をあげることです。

そして体に水圧をかけること。浮力によって重力から解放されることです。

 

正しい入浴は疾患の予防や治療にもなりえます。

昔は銭湯も高温でした。今では温泉でも温度を低くしているところがあるようです。

本来の入浴の目的は、末梢の血液・リンパ系の循環をよくして体温も上昇させる。それにより癌の予防やアレルギーの予防をすることです。

つまり低温の風呂に長く入ってリラックスできても、深部体温が上昇しなければ無意味になるわけです。

 

また入浴で水圧をかけることにより、むくんだ下肢に溜まった疲労物質を腎臓に戻し濾過して排泄を促します。小さな子供がお風呂でおしっこするのは水圧が腎臓にも膀胱に圧力がかかるからです。

 

風呂に入ると体重は十分の一になります。浮力がかかると造血能があがり、新しい血液がうまれます。もちろん免疫力もあがります。

 

因みにお風呂ですぐに上せる人は下肢がすごく冷えている人です。

下肢が温まる前に上半身だけ温まってしまい、下肢が温まらないために行き場をなくしてのぼせてしますのです。冷えのぼせといいます。

 

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