養生ブログ

健康に関する情報を提供します。

2020-01-01から1年間の記事一覧

鰯(いわし)

鰯(いわし) 今日は「鰯(いわし)」のお話をします。 日本人には馴染みのある「いわし」は豊富なビタミンB2があり滋養強壮(補気)に優れ、皮膚や粘膜機能を改善します。ビタミンDにより骨強化作用も期待できます。補血、駆瘀血の力もあり、貧血から血液ドロドロ…

さくらんぼ

さくらんぼ 今日は「さくらんぼ」のお話をします。 赤色が示すとおり性質は温で造血作用があります。 帰経は脾胃、腎。 胃腸系の働きを改善しながら冷え性の方でも安心して食べれるます。 補腎の作用でアンチエイジング効果もあります。補陰して体の潤いを付…

ブルーベリー

ブルーベリー 今日は「ブルーベリー」のお話をします。 ブルーベリーと言えば「目」!というイメージのですね。有効成分のアントシアニンは眼精疲労や目の充血、視力低下の改善効果があると言われています。目にも良いですが実は高い抗酸化能力やビタミンA、…

あくまでも個人的な見解です。

あくまでも個人的な見解です。 連日コロナ、コロナってマスコミが騒いでいますがいつから世界中が腐海の森と化したのでしょうか?そして本当にマスクが予防に効果があるならマスクをしている人がマスクをしていないコロナ感染者ではない人を批判するのは少し…

マッシュルーム

マッシュルーム 今日は「たけのこ」のお話をします。 マッシュルームはビタミンB群が豊富です。βグルカン、パントテン酸の免疫向上作用やがん予防作用があり、補気で体を元気をします。 帰経は肺と胃。 作用 元気回復、補気 胃腸機能改善 免疫増強 便通改善 …

たけのこ

たけのこ 今日は「たけのこ」のお話をします。 春は曙ならぬ春といえばたけのこ!というくらい春イメージの強いたけのこ(笑。 体の水分代謝を巡らして痰やむくみをとり気の巡りを良くします。体の流れが滞りがちな春にぴったりの食材ですね。 作用 整腸作用…

人参

人参 今日は「人参」のお話をします。 薬用人参と普通の人参は別物になりますが食材としての人参も素晴らしい薬効を持っています。 人参は基本は補血・補気・理気が主の効能を持ちます。 薬用人参のように補気がメインではなくどちらかというと補血がメイン…

かぶ

かぶ 今日は「かぶ」のお話をします。 かぶの最大の作用は「整腸作用」です。辛、甘、苦の3味をもつ野菜です。消化酵素(アミラーゼ)が豊富です。平性ですが上に登ってきた熱を下げる力があり、ほてりやのぼせ、イライラや頭痛を改善します。 作用 整腸作…

防寒対策

防寒対策 今日は「防寒対策」についてお話します。 風邪をひかないように足首と首を温めましょう。 外に出かけるときはマフラーをして首元を温め ブーツを履いて足首を温めるなど、それだけでも、風邪をひきにくくなります。 というわけで簡単な風邪予防でし…

菊花(きくか)

菊花(きくか) 今日は「菊花」の説明をします。 日本でも食用の文化がありますがあまり食べる人は少ないのでしょうか。私の家では子供の頃から菊の花のお浸しをよく食べていました。中国では基本的に乾燥菊花も多く用いられているようです。 「明目(めいもく)…

冬至と水餃子

冬至と水餃子 日本では冬至の日にカボチャを食べたり柚子湯に入ったりしますね。 中国では水餃子を食べます。実は冷えを治す漢方薬です。 私が中医学の知識など全く知らなかった時に中医師の先生から外食でのおすすめとして小籠包を勧められました。おそらく…

玉ねぎ

玉ねぎ 今日は「玉ねぎ」の説明をします。 玉ねぎは気血を巡らせ温性で体を温めます。 生の状態では辛味ですが火を加えることで甘味へと変化します。 辛味の時は体内の余剰なナトリウムの排泄を促進。血液サラサラ、胃の働きを強化します。貧血改善、高血圧…

玉ねぎ

玉ねぎ 今日は「玉ねぎ」の説明をします。 玉ねぎは気血を巡らせ温性で体を温めます。 生の状態では辛味ですが火を加えることで甘味へと変化します。 辛味の時は体内の余剰なナトリウムの排泄を促進。血液サラサラ、胃の働きを強化します。貧血改善、高血圧…

アスパラガス

アスパラガス 今日は「アスパラガス」の説明をします。 体の熱をとり潤いを付けて渇きを改善します。アスパラの名を冠するアスパラギン酸(アミノ酸の一種)は体の疲労を回復します。栄養ドリンクのアスパラドリンクもアスパラギン酸の元になるアスパラギンが…

うど

うど 今日は「うど」の説明をします。 「独活(どっかつ)」という生薬があるのですがこれ、うどの根だ、って知ってますか皆さん^^ うどは血と水の流れの詰まりをとってくれる効能があります! 体の凝りや関節痛、筋肉痛の緩和やむくみとりなど優れた効能…

ニラ

ニラ 今日は「ニラ」の説明をします。 ニラは体を温める作用が高く、冷え性で疲れやすい方に最適です。 免疫力を高めて外部からの菌やウイルスなどからの防御能力を高めます。 卵や肉類 (特に豚肉)と一緒に食すことで風邪知らずで体もぽかぽかになります。…

セロリ

セロリ 今日は「セロリ」の説明をします。 セロリは上逆して上に上がってきてしまう気を降ろす作用があり、体内のほてりを冷ます力があります。イライラからくる頭痛や不眠などにお勧めです。 食物繊維、抗酸化作用のβカロテン、ビタミンAやビタミンC、様々…

そらまめ

そらまめ 今日は「そらまめ」の説明をします。 タンパク質、鉄分、ビタミンB1、食物繊維などを豊富に含みます。 帰経が脾胃なので脾胃を整えます。 食欲や胃もたれを改善。体の津液の代謝を整える効果もあり、むくみや胃内停水を取り除いたりします。 作用は…

なす

なす 今日は「なす」の説明をします。 なすは夏野菜とされ涼性で体の余剰な熱や胃熱をとってくれます。 利尿効果も高く、むくみにも最適。 駆瘀血作用もあるので血液サラサラにも良いです。 作用 ほてり改善#胃熱改善 老化防止 がん予防作用 むくみ改善 血…

トマト

トマト 今日は「トマト」の説明をします。 トマトは寒性で陰性なので体の熱を取り、のどの渇きを潤します。 胃熱を取る力があり消化を助けます。 主成分であるリコピンには高い抗酸化能力が有り、美肌効果やアンチエイジング効果を併せ持ちます。 作用は ほ…

酒粕

酒粕(さけかす) 今日は「酒粕(さけかす)」の説明をします。 酒粕(さけかす)はアルコールの他にもミネラル、ビタミン(特にB郡が豊富)、食物繊維も含んでいます。体を温めて血行を改善させ滋養作用が高く、母乳の出を改善する力なども言われます。漬け込むこと…

紫蘇

紫蘇 今日は「紫蘇」の説明をします。 「辛温解表剤」としての効果もある紫蘇。 体を温熱する力を持ち、発散の力で解熱します。 活性酸素を除去する力でアンチエイジングやガンなどの予防効果もあると注目されているスーパーフードです。気を巡らしイライラ…

山査子

山査子 今日は「陳皮」の説明をします。 山査子は強烈な酸味があり西洋でもハーブとして用いられています。西洋では循環器系の流れを良くするという目的で使われているようです。中華料理では消化促進に用いられたりします。 駆瘀血作用もあり血行改善、生理…

陳皮

陳皮 今日は「陳皮」の説明をします。 熟した温州みかんを干したものです。 作ろうと思えば自分で干して陳皮を作ることは可能です。 日陰干しにして乾燥させます。 薬効は「理気」。気の巡りを改善してイライラや気持ちの停滞を取り除いたり腸の蠕動運動を改…

羊肉

羊肉 今日は「羊肉」の説明をします。 羊肉は生後一年未満の羊肉がラム、それ以後はマトンと呼ばれます。 強い温性を持つ食材です。 冷え性改善(温補)と体力回復(補気)の作用がメインになります。 胃腸機能の改善(食欲増進)や温補、補気による精神的な…

牛肉

牛肉 今日は「牛肉」の説明をします。 帰経が脾胃に入っている牛肉には実は胃の機能を高めるという作用があります。 ただし注意点があります。 牛肉は食べたと同時に「血」に変わるほど、消化のスピードが速いのです。 消化が速いために、一気に大量の血が脾…

海老(えび)

海老(えび) 今日は「海老(えび)」の説明をします。 海老は腎に帰経を持つ食材で認知症予防や骨強化、性機能の改善など腎にまつわる効能が特徴です。海老は全身に薬効を持つ食材で、殻にも豊富なタウリンやキチンと言った優れた有効成分があります。疲労回復…

あさり

あさり 今日は「あさり」の説明をします。 貝類は寒性の性質を持ちます。 あさりは体を潤しながら余剰な熱を取っていく作用があります。精神の安定作用があり、イライラした熱性の精神不安定を改善させます。 裏技 イライラする、すぐキレるような人には貝類…

あさり

あさり 今日は「あさり」の説明をします。 貝類は寒性の性質を持ちます。 あさりは体を潤しながら余剰な熱を取っていく作用があります。精神の安定作用があり、イライラした熱性の精神不安定を改善させます。 裏技 イライラする、すぐキレるような人には貝類…

鯛(たい) 今日は「鯛」の説明をします。 消化がよく滋養強壮に役立ちます。肝機能を回復するタウリンが含まれ、ビタミンB6やB12などは目や皮膚機能の改善にも効果的。 昔から赤色は邪気を祓うと言われ、赤色の食べ物を供えたり食べたりするのが一般的でし…