漢方と皇帝
漢方と皇帝
東洋医学は、食が一番重要な要素を占めています。しかし今は漢方薬をいかに売るのか、いかに鍼灸に通ってもらうかになってきています。
私が漢方と取り扱っている薬剤師に違和感を感じるのはその辺りです。食事に関しては比較的緩やかですが漢方の処方の仕方には厳しい感じの方が見受けられます。
そういう意味では漢方薬も鍼灸も病気になった時だけに施した対症療法と言えるのかもしれません。
別に漢方薬で治すことに否定はしませんがもし仮に生薬などの値が上がっていくと頻繁に使うことが難しくなるかもしれません。
昔の皇帝でさえ、毎日漢方薬を煎じて飲むようなことはしません。病気になった時にだけ、鍼灸と併せて一時的に利用していただけです。
健康の基本はいつの時代も食事になります。
私が運営している中医学ブログでは健康に関する情報を発信しています。ご興味のある方はぜひご覧くださいね。https://chuuigaku.hatenablog.com